地鎮祭、当日。
今日はいよいよ地鎮祭です。
天気は曇りで夏にしては涼しい朝でした。
バタバタと準備をして現地へ。
すでに紅白のテントの中には祭壇がもうけてありました。
何もかも初めてのことで夫婦そろって緊張。
宮司さんが祝詞を読み上げている間、風がさわさわ〜と吹いて良い雰囲気でした。
途中、鎌、すき、くわの儀と言うのがあります。
設計士さん(鎌)→施主の旦那(すき)→施工業者さん(くわ)の順に儀式を行います。
まずは、設計士さん。
「えい!えい!えい!」とかけ声をかけながら盛砂の上の草を刈る仕種をします。
なれた様子で堂々とこなされていました。
この「えい!えい!えい!」と言うかけ声は「栄(えい)」の意味で家が栄えるように…と言う願いがこめられているようです。
次に旦那の番です。
宮司さんにすきを手渡されてからも、初めてのことにじゃっかん挙動不審です。
「え?え?…えっと(;゜∇゜)」
「え…えい…えい…えい」
戸惑いながら盛り砂にすきをいれていました。
最後に施工業者さんが
「えい!えい!えい!」と気合いの入った声でくわをいれてくれました。
その後、玉串をお供えしていきます。
時計回りにくるくると玉串を両手でまわし、お願いごとをします。
「無事に良い家が建ちますように。その家で幸せに暮らしていけますように。」
心の中で願いました。